ドラえもんの声、交代へ…大山のぶ代ら来春降板(サンケイスポーツ)
テレビ朝日系の人気アニメ「ドラえもん」(金曜後7・0)で四半世紀にわたり、“ドラえもん”の声をつとめてきた女優の大山のぶ代(68)ら主な声の出演者5人が来春降板し、若手と交代することが21日、分かった。
良いことだ、と思う。
アニメの長寿番組の隠れた問題は、キャラは歳をとらないが声優は歳をとるということ。
そして、ほとんどの場合に置いて、イメージが変わることを恐れ、誰も手をつけようとしないことが最大の問題となる。
過去、そこに大英断を下した作品がある。
ルパン3世 風魔一族の陰謀
がそれである。
古川登志夫 / 銀河万丈 / 塩沢兼人 / 小山茉美 / 加藤精三といったそうそうたるメンバーだったが、当時ファンだか一般人だかの大ブーイングにより、元のキャストに戻されたという悲しい末路をたどった。
その結果、山田康雄さんの急逝に伴い、業界、製作サイドが右往左往する醜い姿を晒すこととなった。
ルパン3世の場合、奇跡的にも本人から指導すら受けたという物まね師栗田貫一さんが存在したことによって、現在に至るもイメージの大幅な変更無く作品が提供出来ている訳だ。
この件によって、長寿番組に現在の声優を使い続ける危険性は広く認識されたと思う。
サザエさんは微妙に変わりつつあるようだ。(カツオ役の高橋一枝さんも逝去されたそうで)
ルパンについては他のメンバーの高齢化は避けられておらず、危険性は高いままである。
そんな中の、ドラえもん声優陣一挙交代である。
ファンや一般人は、新しいドラえもんをいじめたりせず、さらに25年育てるつもりで見守ってほしいものである。
間違っても、先の記事にあるドラえもん研究者とかゆー横山泰行富山大教授みたいに
ドラえもん役は大山さん以上の適任者はおらず、交代の影響はとても大きい。まるで違う作品のようになるのでないか。これまでの路線を大きく外れないでほしい
とかわかったような顔でいわないでほしい。
明日、大山さんが急逝されたらどーするつもりだ?ルパンと同じ醜態を晒すか?大山さんの物まね師はいないぞ!(一般人の一発ギャグには多いが)